curan

2024/11/20 19:01

映画の世界には、今でもファンの心をつかんで離さない「プレス写真」や「ロビーカード」と呼ばれるアイテムがあります。これらは単なる映画の宣伝用資料にとどまらず、映画史やデザインの観点からも非常に価値あるヴィンテージアイテムです。

 

ロビーカードとは?

 

ロビーカードは、映画会社が宣伝用に各映画館に配布し、映画館のホールのロビーに展示されていたことからこの名前が付きました。映画のキャストやシーン、ストーリーの一部を紹介する目的で作られていました。主に1940年代から2000年代にかけて使われ、サイズや図柄は国によって異なり、小さなものから30センチほどの大きさのものまで幅広く製作されていました。現在ではデジタル化が進み、このようなロビーカードを作る映画会社が少なくなっていきました。

 

ロビーカードの特徴

1. 映画シーンを切り取ったビジュアル
重要なシーンや印象的な場面をカラーやモノクロで印刷されています。
2. キャストやスタッフの紹介
主演俳優や監督名がカード内に記載されることも多く、映画の雰囲気を伝える重要なツールでした。
 

プレス写真とは?

 

プレス写真は、映画等の宣伝用に雑誌や新聞記事のメディア向けに配布された写真で、俳優のポートレートや映画の撮影現場の様子、舞台裏の瞬間が記録されています。1940年代から1990年代にかけて特に盛んに制作されました。主に白黒のモノクロ写真で、サイズも大きすぎない物が多くなっております。

プレス写真の特徴

1. 公式ロゴやキャプション付き
表面に映画のタイトルや写真の説明が記載されていたり、裏面にもタイプライターで打たれた紙や当時のメディアのスタッフがペンで書いたメモが貼付されていることがございます。
2. 使用目的
雑誌や新聞での映画紹介記事、レビュー、広告として使用されていました。
 

ロビーカードとプレス写真の状態評価方法

 

これらのヴィンテージアイテムたちは、色落ちや汚れ、破れていたり、ピン穴が開いていたり。我々はそれらも1つのアートであり歴史をかんじられる素晴らしい逸品であると認識しています。
しかしエイジング度合いについてはお好みによるため、弊社では以下のポイントを基に状態について評価します。
 
ダメージ(折れ): 当時の管理状態により、角がすこし折れてしまっているもの。
ダメージ(裂け): 当時の管理状態により、写真に裂けを起こしてしまっているもの。ピン穴のあるもの。
ヤケ: 経年劣化により、写真に黄ばみや退色を起こしてしまっているもの。
汚れ: メディアや映画館向けに製作されたアイテムのため、ペンや糊跡がついてしまっているもの。
 

弊社では上記4項目をそれぞれ度合いに応じて3段階で評価し、A⁺ ~ D⁻の全12段階の状態分けをさせていただいております。
より新品に近いものがお好きな方はA⁺に近いものを、よりエイジングされた状態のものをお探しの場合はD⁻に近いものをお選びください。

 

我々の思い

 

過去の映画たちは色褪せることなく、世界中で愛されています。今でも、感動や興奮を与え、訴えかけ続け、我々の生活や人生に寄り添っています。
自分の大好きな思い出のある映画をテレビや映画館で見るだけでなく、インテリアとして我々の生活を豊かにしてくれると信じています。
 

当店では、そんな映画たちのヴィンテージのロビーカードやプレス写真を取り揃えております。
お気に入りの映画たちを生活に取り入れませんか?

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